先日の日曜日は満開の菜の花を見に江戸川でポタリングしてきました。その際、2ヶ月ぶりにCAAD10に乗ったのですが先週はFENIX、今週はCAAD10に乗ってみて改めて感じたCAAD10とFENIX・・・アルミとカーボンフレーム・・・の違いを比較してみます。

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 ※CAAD10

まずキャノンデールCAAD10ですが、言わずと知れたアルミバイクの秀作です。キャノンデールは現在でもアルミフレームをラインナップに載せている数少ないメーカーで、その完成度も高く性能も安価なカーボンフレームに比べ決して劣っているとは思えません。「カーボンキラー」なんて恥ずかしい(?)呼び名もあるくらいですから。
ロードバイクに復帰して初めて乗ったのがCAAD10でしたのでこれが自分の基準点になります。初めて乗った時はやはり「硬いなぁ」という印象でした。漕いでいるとカンカンと返ってくるような感じと路面のギャップがダイレクトにお尻に響き、慣れるまで難儀した記憶があります。
ホイールをカーボン製に変更してタイヤも乗り味の良いと言われるコルサに変えても多少良くなったか?くらいの改善でした。もともとレースに参加するわけでなく豪脚でもないため平坦路でもちょっと頑張るとすぐ疲れてしまうという結果に。それでも徐々に慣れていって100kmまでなら問題ないですが、それを超えるとお尻、首、背中の痛みがハンパなかったです (*_*;

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 ※FENIX SCL DISC

対してFENIXですが、こちらはベルギーの石畳で鍛えたという謳い文句もあるほどの振動吸収性と快適性に振った性能で最初に乗った印象は「楽だなぁ」でした。CAAD10がパイプを組み合わせて作られているフレームだなというイメージでしたが、FENIXにはそのイメージはありませんでした。
長距離を乗るとその性能の違いが良くわかります。まずお尻の痛みが出ることは出ますがかなり距離を乗ってからですし、痛みの大きさも違います。首や背中の張りもCAAD10に比べると半分以下の印象です。

それと今回久しぶりにCAAD10に乗ってみて感じた大きな点がありました。それはポジションです。FENIXはショップで計測してもらったサイズをベースにして実際にまたがって微調整して出したポジションですが、CAAD10は何となく「こんなもんかな」で乗っていました。フレームのサイズが今乗っているサイズでもワンサイズ小さい方でも良かったのですが見つけた今のバイクが大きい方だったのであまり考えずに乗っていました。今回走ってみてサドルの高さがFENIXに比べ若干高かったようでしたので途中で調整してみたらかなり乗りやすくなりました。

他にもディスクブレーキの恩恵は大きいです。平坦はそうでもないですが、やはり下り坂は少ない力でキッチリ効いてくれるので安心感が違います。CAAD10だとカーボンホイールもあって雨の日はとても怖い思いをしました。

10Sと12Sの違いはありますがクランクは同じ50-34Tでスプロケの最大は30Tと同じなので次は不動峠で上りの違いを比べてみたいと思います ( ^ω^ )